この雲のように。。

kasumi-maki2007-01-01

2007年 元旦
朝は霜が一面に真っ白くひろがっていた。寒い朝だった。が風もなく、それなりに行動するには良い天気と言えた。特別な感慨もない。不思議な年の始まり。バスと電車で母に会いに行く。Sちゃんの娘やMちゃんの娘いずれも母の孫たちが、かいがいしく母のお世話をしていた。孫とのふれあいは母にとって嬉しいひと時のようだ。母が私のことを心配していたそうだ。「あの子は体が弱いから、私のように施設に世話になると良いが。。果たしてお金を持っているのかね?」と。私には話さないが。。それなりに娘の事を心配しているのが分かる。体は小さくなっていた。少食でそうなったのか。でも、頭がしっかりしている。Sちゃんの家に飾ってあった絵のこと。私は何も知らなかったが。母はそれは自分が好きで買って自宅に掛けていたものである事をしっかり覚えていたと言う。Sちゃんの話では、北海道の家を去る時、記念にと母から譲り受けたものと言う。どんな思いでそれを見たのだろうか?Sちゃんの家で過ごす日も後3日となった。本人は早くいつもの生活に戻りたいとも思っているようだった。先が見えない私たちの行く手。まるであの飛行機から見た白い雲のようだ!