昔の暖房

kasumi-maki2007-02-15

北海道の東の果てにある釧路市に住んでいた。冬は言うまでも無く寒い。1960年代。家々の
石炭ストーブで暖を取っていた。ルンペンストーブは、2台1組セットで買う。方対は円筒形をしていて、その1台を使用する。他の1台は次に点火すればすぐ使えるように石炭を詰め込み待機させておく。そのためルンペンの名の由来は、当時社会問題であった失業者を指してドイツ語の「ルンペン」と呼んでいたが、片方が働いている時には、もう片方は働いていないため失業中という意味からこう呼ばれた。ちなみに本体はかなりの火力で高温になることから、この上に鍋をおいて調理に利用されることもしばしばあった。我が家でも当時、やかんや鍋をかけてお湯が沸いていた。