人として考えさせられる事件簿

kasumi-maki2007-05-16

赤ちゃんポストに幼児→熊本市の慈恵病院が、様々な理由で子育てが出来ない親から匿名で新生児を預かる国内初の「赤ちゃんポスト」病院では「こうのとりのゆりかご」と呼んでいる。
 慈恵病院はカトリック系で、中絶手術を行わず、命を尊重する目的で「捨てられ、失われる命を救いたい」中絶や養育放棄で多くの命が失われている実態を何とかしたいとの思いからの設置であったはず。それが、まさか、新生児ではなく、3歳位の幼児が第1号でゆりかごの中に入れられていた。その幼児は自分の名前を言える。父親に連れてこられたと話した。自分が「親子の絆をたち切られた」という感情がどれくらい残るかが、将来この子供のこころに心身障害などにならなければ良いが・・・と思う。子供を置き去った父親はどんな気持ちだったのだろうか??人間として、社会人として、親として、子供への責任として、別の方法はなかったのだろうか??
安易な使い方をされたほうもとまどうことと思う。その子の安らかな成長を祈るしかない。
◇17歳の高校3年生男子が母親を殺し、バッグに頭部を入れてタクシーで警察へ自首。首を切る目的でこぎりを購入しての犯行と見られる。「殺すのは誰でも良いかった」等と言っているが。ごく普通の高校生で、会津若松市でのこと。最近少年による親の殺害事件が多くなっている。どうしてだろうか?
◇テレビでコメンテイターは「価値観の押し付け」「親の過保護」「親と子の距離のとり方が近くなっている」などをあげている。
◇また普段コミュユケーションを家族ともとれず、ひとたび問題が起きると、感情的に「切れる」「怒る」などというパターンが見受けられる。とも。
◇また、最近は情報量の多さは大人よりも、子供も多く持っている。大人が知らない情報も子供が持っていることもあり、子供の人格や権利を大事に見る必要があるという。
 *情報社会についていけない親もいるし、問題は家庭団欒がない。しかもこの少年は家が田舎で高校に通うためには、親と離れて暮らさなければならなかった。など・・・社会の片隅にあるいろいろな問題を提起している。