生還へ導いたもの

kasumi-maki2008-01-13

12月30日に山形・福島県にまたがる吾妻連峰へ1人で入山したまま、音信不通で、山の遭難として捜索中であった中村雅之さん(55歳)が12日、自力で、福島北塩原邑のスキー場の係員に助けを求め、無事に救助され、病院に搬送された。医師が驚くほどの元気な回復ぶり。記者会見した彼は「自分が甘かった」何が支えになったかというと。「死んだら母が困る」と思い続けた。「介護を受けている母がおり『自分が死んだら困る』と歩きながらずっと考えていた。それで山から出てこられた」と話したという。子どもの心に明かりを与えていたことになる。「母は強し」