短い人生、濃い味

kasumi-maki2008-02-23

NHK土曜ドラマ「フルスイング」最終回。実際にあった話のドラマ。
「気力」あきらめない気持ち。気力で乗り越えて欲しい。」
これが主人公高林先生の卒業生へ送ることばだった。
彼が膵臓癌に侵されていながら、最後まで生徒の卒業式まで頑張った。挙句の果て彼はたった5週間でこの世を去ってしまった。
おそらく彼のプロ野球コーチ30年間の経験以上の最後の高校教師1年間の方がはるかに濃い味のある人生だったのではないだろうか?
涙が出るほど、感動を呼んだ。卒業生に「気力って何だ?」と問いかけるとある生徒は「頑張る事」「根性」「生きること」「精神」等と言うことばが返ってきた。
どれもそれなりにあたっていると思う。
高林教師は「気力は人を思うことで、強くなれる。
そして人から思われることでもっと強くなれる」と最後に言い放った。
確かだと思った。