沖縄の慰霊日

kasumi-maki2008-06-23

沖縄は今日、「沖縄の全戦没者を慰める「慰霊の日」を迎えた。1945年のこの日、沖縄で3カ月近く続いた組織的戦闘が終結した。日本軍と住民が追いつめられた沖縄本島南端、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、福田康夫首相や遺族ら約5440人が参列、正午に黙とうした」と毎日新聞は伝えている。
夫の通う医院の先生は、小学6年生で目の前で、家族がなくなっていくのを体験し、医院の待合室には、新聞切抜きや自分が投稿した新聞などが所狭しと貼られている。当時の少年の心に焼きついた苦い経験を多くの人々に知らせようとしている姿が見られる。今日も普通に医院は開かれていた。夫は先生に会わずに薬だけをもらってきたとのこと。こうして伝える人々がだんだんと少なくなっていく今日この頃である。