良い習慣を身につける「品性徳目教育」

kasumi-maki2009-04-09

ボストン在住の弟から、先日ミニコミ誌「BOSTONかわら版」が送られてきた。3年前のから最近号まで、中身はなかなか読みごたえがある。
2006年4月VOL・16号「2006年教育の課題」では青木多寿子(当時:岡山大学助教授)が「道徳、ルール意識を形成する「習慣化」教育に着目せよ」との論題が載っていた。
少し紹介しよう。米国では品性徳目教育が行われている。
それが日常的に品性徳目が身に付くよう工夫していると紹介している。
徳目は7〜8項目で「尊敬」「責任感」「忍耐強さ」「奉仕」「自己統制」「正直」「共感」「勇気」である。
青木教授はこれらは頭で理解しているだけでなく、言わなくても自然に行動に出る。
ルール意識の形成を「習慣化」することに親や教師がもっと気を配ってはと提言している。
日本でも「ありがとう」「上手だね」と言える子供が増えれば日本の雰囲気も変わると伝えていた。
 日本社会では、子供だけでなく、大人にも通用することだと私は思う。
昨日見たTVでの介護される人のリハビリーの意欲を高める為のコツにも「ほめる」ことの重要性を取りあげていた。
これも同様人間に関する共存するためのノウハウでもあると私は思う。