山の遭難

kasumi-maki2009-07-17

報道によれば、北海道の大雪山系美瑛岳トムラウシ山の縦走で、夏にもかかわらず、天気の荒れ模様で風や雨の為低体温となって、10名が死亡に至る「遭難事故」が起きていた。本州地方の登山客だった。ガイドが正しい判断ができなかったのだろうか?」と残念な思いだ。「山で死んで本望だ」と云う人も居るだろうが、忍びない。今回は中高年がブームになっている登山のツアーだったようだ。ご冥福を祈るしかない。
私にとってはこの地方の山は懐かしいものだ。
まだ社会人になったばかりの頃山の登りのクラブに入っていた。
大雪山には行けなかったが美瑛を通って白金温泉から「十勝岳」に登った記憶が今も鮮明に残る。山をなめてはいけない。
山には美しさのほかに「怖さ」もあるのだ。
だから私たちのリーダーはよく途中で引き返すことが良くあった。
今にして思えば、無理をしないことが大事だ。山は逃げていかないのだから。
デモ。、きっと遠くから出かけてきた人々には、チャンスは少ないと言うことで悪天候でも強行されたのだろうかと思える。
『いつか山で死んだら、男らしく死んだと、伝えてくれ・・」
こんな歌を歌ったものだが、今回の死亡者は60代の女性が多かった。
家族には無念のことだろう。
山を侮ってはならないと「教訓」だろう。