ラジオから素敵な話

kasumi-maki2009-11-22

ラジオからのいい話が聞かれた。
ご飯もおかずも全部冷凍ものを入れて持ってきた女学生が言ったのは
「仕返し弁当を作った」だった。
なぜってお母さんに作ってもらったおかずを食べたことがないという子だった。
これは香川県のある中学校の校長先生の話。
「それやったら、お母さんに自分で作ったおかずを詰めたお弁当を上げることだよ」
もしくは「お母さん私にお弁当作って」と言えることだよ」と私は思います。
給食がいいのになぜ「お弁当の日」を作るの。かわいそうな子が出来るよ」という反発もあった。だが、かわいそうな子ではなく、お母さんが出来なければ何かの方法で作ることが出来るようにすることが大事。
両親が離婚した子が二人いました。お父さんと2人でした。一人のお父さんは今まで台所に立ったことがない、料理は女のすること思っていたのでした。学校の先生が話をしたら、彼なりに努力して、本や料理番組を見て自分で作り、それを男の子と一緒に作りお弁当に詰めて持たせることが出来ました。
もう一人のお父さんは、離婚した奥さんをお弁当の日だけ自宅へ呼び寄せてお弁当を作ってもらいました。その子は母が自分を捨てて出て行ったと思っていたのに、自分のお弁当を作りに来てくれる母親を見て考えが変わりました。
このように「お弁当の日」を作ることによって、家庭で出来ることを親子で出来るようになる。この時間は家族の時間です。学校での時間ではありません。
でも学校が「お弁当の日」を設けたことで家と学校が一緒になってかけがえのない親子の時間や体験を作りだしたのだと思う。という内容でした。
☆なんだか身につまされる部分と、それでも大事な家庭教育の部分が感じられて共感を覚えた。