震災ボランティアのつもり

こんなことがありました。
 先日火曜日でしたが、斜め向かいのアパートへ来た車が布団やら色々な物を積んでいるので「東北からですか?」と聞いたら「南相馬です。」と返事です。
私はそのあとは何も聞かずに行動に出た。
◇その方へ、kitcat、インスタントラーメン、お米、等を差し入れ、
 気が付いたら停電中なのですぐ食べられる物を少々差し上げた。
そして次の紙を作った。
    <お知らせ>    平成23年3月23日
○ あたたかく、見守りましょう!
○ なんとなく、さりげなく、心づかい、
○ 手助けが 必要な時は協力しましょう!
昨日、○○エイト2F、2番目の部屋に福島、南相馬からきた人が入りました。
◇詳しいことは何も聞いていません。
*私の判断→多分、地震津波原発の避難で来られたと推測されます。
◇前の住人のごみが残っているというので大家さんを聞かれたので判りました。(大家さんは判らないです。)
 少しの差し入れと、ごみの表、ごみの出し方を書いた冊子、ごみ袋を差し上げました。
◇ゴミの出し方など、わかるまで、時間がかかるかもしれません。
暖かく見守りつつ、支援の心で接していきたいものです以 上
その紙を班長さんへ持って行った。相談したが、回覧する程のこともない。班長さんは「その人が自治会に入るかどうかよ」と言われた。その時点で私は「話にならないな!」と思った。それで、そのアパートの両隣とお向かいの3軒、同じアパートの住人で長く住んでいて顔が判る1世帯のポストへ投函した。

 それから6日しか経っていない昨日、私がいない時に我が家へ女性の方が見えて
「奥さんに良くして頂いて嬉しかったです。ごみを捨てて下さったのも奥さんだと思っていました。手ぶらですいません。子供がうるさいと下の人に言われたので、今度近くの別のアパートへ引越します。今度は1Fなので大丈夫です。」と挨拶に来られたと聞いた。
 そこで、昨日また私は次のような紙を5軒に配った。
 < お知らせ >  平成23年3月27日
 先日、ご連絡しました、「南相馬」からの避難の方(○○エイト2F 左側2番目)は27日退室し、都合によりこの地区の坂の下の方に移転されましたのでお知らせいたします。
  *ご面倒をおかけしました。     以 上
◇ 文句を言った人は、相馬からの避難者とは知らずにいた方と思われる。
我が家はそのアパートの斜め向かいに当たる。
そのアパートの住人はほとんどどんな方々なのか知らない。
◇ゴミがドアの前にどさっと置いてあったので片付けが大変だと思って、ごみの日の朝早く誰も見てないうちに、大きなごみ袋3袋に分別して出して上げていた。
誰にも言っていなかった。主人には私「震災ボランティア」のつもりよ。と言っておいたのでなんとなく話の内容は判ったようだ。

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