悔しさをバネに!

kasumi-maki2006-03-28

私がひそかに応援し続けてきた清水宏保君(スピードスケート500m・98年長野五輪が金メダリル・02年ソルトレークシティー五輪・銀メダル)が現役続行を発表した。年齢が32歳でその去就が注目されていた。トリノ五輪では18位に終わり、今回の五輪で負けた悔しさがあって、これで辞めていいのかと思ったし、若手がもう少し育ってほしいという思いもある」と「やるからにはまず世界記録を取り戻したい」と語ったとの報道。
彼は喘息の持病を抱えながら、冬のスポーツを克服している。なんとすばらしい事だろう。このアスリートへ私はエールをおくる!
<健康は一生の財産>
 私は、健康に自信の無い人間である。毎日の生活が自分としては、やっとの体力に腹が立つ程である。私は中学時代、ツベルクリン反応が陽性で、胸のレントゲンに影があるとのことから、一年間「要注意」で「運動禁止」の命を受けた。体育の授業は見学。修学旅行は禁止。医師の言葉に従い、私の青春は、「虚弱人間」として過ごした。一年後、「あなたは、結核ではありませんでした。と烙印はとれた。多分知らぬ間に発病し、自然治癒したとの説明であった。それからも、決して健康人というわけにはいかず、結局その後、目には見えない病気に掛かった時も健康人には「なまけ者」扱いされた。人は弱さを持って、人をダメ人間と決めつけ、排除するのは簡単なことである。だがダメ人間にもダメ人間なりに、生きる権利があり、また生かされる世界があるはず。
 <今日の桜前線
昨年9月南半球で桜を見た。「桜がきれいね」といつか桜を見るたびに言っていたらしい。桜は日本の花の象徴的なもの。それを季節が別の国で、別のときに見たからかもしれない。それで今日は、もっとじっくり、この辺のさくら三昧を観賞しようと、家の周りの学校群を見てまわった。色がすこし薄いが、なんて美しい花が、ここかしこに咲き乱れているのかとそのありがたさを味わった。