世の中、色々

kasumi-maki2007-03-07

夜のテレビから流れてくる、いろいろなこと。ニュースでは、インドネシアではジャカルタで旅客機炎上、23名死亡事故、日本人乗客は無事が伝えられている。またある問題の特集では、Ⅰ「16歳の母親」とかⅡ「ネット難民」などという聞いた事も無いことが。次々と報道されている。それによると「16歳の母親」は家族が支援しながら、中学生で子供を生み育てている話。その家庭では3人もそのような若いうちに子供を生んだ経験のある人々がいて、まるでそれは当たり前のような風潮で「堕胎」をしないことを家族が強調していたようにも思うが、私から言えば、それ以前の次元が省かれているのではないかとさえ思われる。つまり「タバコ」「お酒」を購入するには年齢が決められている。成長過程の身体的なことを考えてのことと法律で決めている。それが子供の結婚について親が認めると16歳以上はOKだったかな?それにしても、やはり成熟していない心身でいいのかしら??というのは私の嫌な〜おせっかいおばさんの考えだけど。さて「ネット難民」ついて、よ〜く聞いてみると、現住所無しの「隠れたホームレス」の実態のようだ。ワーキングプアーなどとも言われ、コミュケーションが下手で、普通の職につかず、日雇い派遣、貧困、比較的若い人々のことのようだ。寝るところが無く、24時間開いているネットカフェの1コーナー、パソコン画面と椅子の小さな空間に1晩寝る。そして大きな荷物は近くのコインロッカーにしまい、時々そこで着替えする。シャワーを週1〜2回でお風呂の変わり。ある青年らしき人の実態をテレビ画面は伝えている。食事は小さなオニギリのパック1個を少しだけ食べて、夜を過ごして、また朝に残りを食べる。我々の住むところでは嫌と言うほどテレビでは「飽食」「グルメ」「温泉旅行」などを取り上げているが、これが同じ国に住む人々のこととは、何かが変??あまりにも「アンバランス」の気がする。報道されたネット難民を支援する気持ちも無いが、このような人々を作ってしまっているこの世?時代?に異変を感じるのは私だけではないと思う。そこには、家族や社会の無関心さ。あるいは本当の意味での貧困であるなら、福祉や教育にも問題があるに違いない。もっと言えば、大人達の背中が頼りなく映っているのだと私は思う。あのマンガ「巨人の星」の星一鉄親父のような父親像が欠けていると思う。母親だって同じかも。。スポーツの中身もそこそこに「ハンカチ王子」のハンカチが見られないとか。追っかけなど。ハンカチ王子(昨年夏の甲子園での早稲田実業高校の斉藤投手)もハンカチからタオルに変えた。「タオルなら誰でも使うから」とのコメント。彼は彼なりに自然体で練習に励もうとしているのだと思う。屋台を出し、額に汗して働く姿を、見せている若い親もいた。中学生と小学生の子供が手伝い、その子に「将来この仕事する?」とレポーターがたずねると「するかもしれない」と答えていた子どもがいた。普通の親子の姿もあることを知り少し、「ホット」した感あり。