生涯現役

kasumi-maki2007-09-14

日野原重明氏と俳優の三国連太郎氏の対談がNHKテレビで出ていた。
終わりのほうだけしか見られなかったが、さすがのお二人。含蓄のある話のやり取りのよう。
日野原氏いわく、「感謝の一言が」大切。人間にはミステイクがある。
長生きしてミステイクを返す。また三国氏が映画200本を目標に後数本と数えていることへ触れ、
それが達成された時に終わりとならないように、ヘルマン・ヘッセは死に際に言っていた事は
「あと一夏、あと一冬」と終わりを決めないほうがよい」とおっしゃいました。
人間はモデルを持って前進するのは自立する力を与えられることも、語られていた。
生涯現役とは、学ぶことを続けていることになる。
三国氏は反戦映像や医療を扱った映像を通して、役者として体で伝達する喜びを感じている。
今は反戦を選んで出演している。戦争体験者として、
後世へ伝えていかなければならないと使命感を持っているようだった。
そして顔は髭を蓄えておられたが、髭をはやすことは、
いつでも、すぐに役が出来る用意をしていることであると明かされた。
役が来てからでは髭はすぐはえてくれませんからね。と。
なるほど・・を感銘した。