浦島太郎になっていた!

kasumi-maki2007-09-21

昨日は彼岸の入り、彼岸の中日は日曜日なので私はお墓に行く事は出来ない。
今日は金曜日、県庁所在地まで行く用事がある。
ふと思いついた。その前に、お墓参りをしてから用事に行こうと。
いつもなら電車を利用しているが、今日は車で行く方がお墓には便利が良いと判断した。
 いつもとだいたい同じ時間に家を出た。すぐ高速道路に乗る。
幸い、お線香とお花はコンビニで仕入れて9時にはお墓に着いた。
掃除といっても墓石を拭き、草はあまり生えていなかった。
お花はいつもより地味だが、仕方がない。父母のことに思いをはせた。
やがて、我に返り、車を更に目的地まで走らせる。ところがいつも通る道路が車が混んでいるみたい。それならと別方向へ車を回した。すると、とんでもない!
やはり「急がば回れ」なんだろう。でも車の列から外れる事も出来ない。
なんたって、時間までに目的地へ着きたい。ある会合に遅れたくない。こころは急いでいた。と言っても、事故など起こしたくない。慎重に!慎重に!と言い聞かせ、進んだ。
目的地付近の駐車場はあまり詳しくない。それなら、自分の知っている駐車場へ入れて、あとはなんとかなると思っていた。
ヤット自分の以前利用していた駐車場の場所に着いた。何と驚いた!
もう駐車場は見当たらない。駐車場だったところには真新しいお寺が建っていた
県庁のある町のど真ん中に!何と私は「浦島太郎になっていた。」
2年くらい前まで、ボランティアで通っていた時いつも使っていた
駐車場が消えてしまって・・・
今度は当時2番目に使っていた有料駐車場はまだあった。そこへ入れた。
それからとにかく、履き慣れないサンダルで急ぎ足で歩いた。
目的地、ビルの8Fに何とか時間に滑り込んだ。「あぁ~よかった!」
そのあと、皆さんとご一緒に会食し、話に花が咲き落着いて楽しい時間を過ごした。
そのあと、駐車場付近に新しく大きなビルが建ち、ダイエーがあることを悟ったので、そこにより、買い物をして、駐車場へ行く。係りのおじさんは珍しく、私が何時間置いたかを指を使って計算し、1600円と言った。
料金を支払い、私は再びお墓に寄った。すると案の定、カラスが3羽、お花を散らかして、花瓶の水を飲んでいた。我が家のお墓も例外でなく、花が飛び散って、しかも朝に拭いた墓石が汚れている。早速再度墓石を拭く。帰りは、今までにないことだが、主婦感覚に戻って、駐車料金が思いのほか高かったので、帰りは一般道をひたすら走って帰宅した。わずか1年半か2年位のことなのだが、県庁付近のお店や、建物がなくなっているもの、新しく建っているものが殆んどで、むしろ私が知っているお店の方が少ないような町の変化の著しさに驚く1日だった。