田舎の食物「自然薯」

１１月になると、夫がきまって、田舎自慢の「自然薯」を買いに行き、友人知人に送る。自宅用にも持ってきた。昨夜の夕食は別の献立を考えていたが、夫が自然薯を買いにいっている事が分かったので、夕食は「とろろ汁」とした。本人はすり鉢でとにかく擂る。ものすごい体力の要る仕事。私はそのたれ汁を作る。それにしてもこの自然薯を送られた人々は、彼と同じ気持ちでその食品を調理するとは決まっていない。私の考えではもしかしたら、「嫌」がられていないかとすら思うことがある。その割には高価なものなのだが・・価値観の違いが「食」の場合も出てくる。自然派の夫、現代版好きの私。今朝は少し寝坊したが、この場合はとても助かった。朝食に昨夜のものがそのまま出せたので。なんとも怠惰な主婦である。