「スピリチャリティ」

「スピリチャリティ」とは
上智大学名誉教授、アルフォンス・デーケン神父は「死に直面し、人生の生きがいを探求しようとする魂の傾き。危機を超えうる。だれでもが持っているもの」と定義している。ライフマネイジメント研究所長の近藤裕氏によれば、「人間はみな、天与の原石であるスピリチュアリティをもって、この世に生まれてきます。それは発見され、認められ、磨かれなければなりません。
人間には身体的にも、精神的にも「たくましく」「うまく」「よく」生きたいという、基本的な3つの欲求があります。スピリチュアリティはこの3つの欲求のために必要とする「いのち」のエネルギーを吸収する場がなければ。たくましく、うまく、よく生きることを願っても難しいのです。・・・現代の親子、夫婦の問題は、スピリチュアルなケアを怠っていることが根本的な問題である。」と述べている。
私自身の考えでは、今の社会事情は何か人間の根本的なことが、欠けているように思われる。それは、社会や学校ではなく、家庭に問題があると私は思う。家族の絆が、希薄になってきているからではないでしょうか?昔は子供が学校から「ただいま!」と帰ると、「お帰り!」と温かな母の声があった。今は自宅で待っている母親は少なくなった。それが出来なくても、夕飯時には家族みんなが集まって楽しく団欒する等家族でのコミュニュケーションがとれるなら、それで良いのだが。どうも・・・その点を今問題視したいと思う