母の自分史その2

kasumi-maki2009-10-05

冬はお父様と川に行き、砂を採り、ソリに乗せて運びました。
その砂は庭に土が少ないので軟らかかったので、運んだ砂をまき、それを平らにして伸ばし、お庭を箒で波のように掃きました。
庭の生垣はウコギで、そばを川が流れていました。垣根の外れの角に青木が植えてあり、明神様がありました。イチイ(オンコ)の木もありました。
家業の一つに「タバコ」がありました。たばこ畑があり、背が高くヤニが体につきながら収穫した。そのタバコの葉を縄にはさみ家の中にほした。外に干した時は雨のときにはムシロをかけた。タバコの苗は3月ごろ温床を作って育てた。強くするには苗を植え替え、移動させた。
女学校の頃は編み物が好きでしたから手袋などを編みました。