なんでも診る医師

kasumi-maki2009-10-27

プロフェッショナルを見た。
山村で地域医療を1人でしている中村伸一医師のことが再放送された。
福井県のある山村で17年間、『人を診る』医療を志している。
患者一人一人がいきいきと過ごすためには何が必要かを考える。膝痛に悩まされながらも、グランドゴルフが生きがいのお年寄り。安静を言い渡すより、痛み止めを打ちながら、趣味を続けさせる方を選択する。患者のしこう、趣味、生活、そして人生そのものを知り、共感しているから出来る診断があるのだという。
プロの外科医を志していたが、この山村での医療を通してこの村の人々に教えられ、患者は「先生」だと語る。何よりも彼のすごいところは、出来るだけのことをする。
すぐ他の病院へ紹介することよりも、色々な科を自分で診る。
村の人々は「自宅で看取られたい」と望んでいる。彼はそれに応えている。中々出来ないことだ。