「何かがかけている!」ー愛かもー

最近の家族ってなんだか変ね。
新聞、テレビの報道によると茨城県で女子大生が衰弱死していたがどうも他人と実の姉もが共謀して、死へ至らせたということで逮捕された。
ーWeb新聞によればー
「逮捕された千佳さんの姉の無職、由起容疑者(22)は平成21年秋ごろ、インターネットのチャットを通じて無職、横江直人容疑者(23)と知り合った。昨年6月ごろに事件現場となったアパートを借りて奈良県から移り住み、横江容疑者と派遣社員の鈴木夕容疑者(43)が同居するようになった。横江、鈴木両容疑者は5、6年前に携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合っていた。 由起容疑者は母親に「ルームシェア」と説明。昨年8月には千佳さんも同居を始め、通っていた関西の私大は休学した。千佳さんが 同署によると、横江容疑者は「千佳さんが言うことを聞かず、気にいらなかった。虐待を繰り返した」と供述。千佳さんは9月中旬ごろには横江容疑者から暴行を受け始め、満足な食事を与えられないまま今年1月3日ごろに衰弱死したとされる。 千佳さんの頭部には殴られたようなこぶ、手足にはやけどのような化膿(かのう)した傷が多数あった。供述などから、千佳さんは監禁されたり見張られたりはしていなかったとみられる。心理的に容疑者らの支配下にあり逃げ出せなかった可能性もあるとみて、衰弱死するまでの経緯を調べている。」ー以上新聞引用ー
 そこで私は最近の社会事情、家庭事情が大いに関係があるように感じる。いつか読んだ「BOSTONかわら版」で読んだ記事を思い出す。
○「スピリチャリティ」とは
上智大学名誉教授、アルフォンス・デーケン神父は「死に直面し、人生の生きがいを探求しようとする魂の傾き。危機を超えうる。だれでもが持っているもの」と定義している。ライフマネイジメント研究所長の近藤裕氏によれば、「人間はみな、天与の原石であるスピリチュアリティをもって、この世に生まれてきます。それは発見され、認められ、磨かれなければなりません。人間には身体的にも、精神的にも「たくましく」「うまく」「よく」生きたいという、基本的な3つの欲求があります。スピリチュアリティはこの3つの欲求のために必要とする「いのち」のエネルギーを吸収する場がなければ。たくましく、うまく、よく生きることを願っても難しいのです。・・・現代の親子、夫婦、はては姉妹の問題、スピリチュアルなケアを怠っていることが根本的な問題である。」と述べている。今の社会事情は何か人間の根本的なことが、欠けているように思われる。それは、社会や学校ではなく、家庭に問題があると私は思う。家族の絆が、希薄になってきているからではないでしょうか?昔は子供が学校から「ただいま!」と帰ると、「お帰り!」と温かな母の声があった。今は自宅で待っている母親は少なくなった。それが出来なくても、夕飯時には家族みんなが集まって楽しく団欒する等家族でのコミュニュケーションがとれるなら、それで良いのだが。どうも・・・
それどころではないのが、今の家族関係に起きている場合があることを物語っていると思う。
その点を今私は問題視したいと思う。ひいては「穏やかな愛の兄弟姉妹」、「「平和な社会」ができることを願うものであるが・・・