小さいときの記憶ー石巻市ー

◇ガソリンの倹約と健康のためもあって、今日は歩いて教会へ出かけた。
礼拝後の委員会を招集していたので、赤飯のおにぎりを10個作って持って行った。
普段ならコンビニでおにぎりやサンドイッチを買って行くのが、私のパターンだったのですが、さすがにコンビニでどれだけ買えるか分からないので自前でということにしました。

◇今日の計画停電は回避され感謝でした。暖かな1日でしたので、また、どの家庭でもそれなりに節電を試みているからだと推測します。


◇今日も震災被災現地での感動がありました。
  宮城県石巻市で倒壊民家のがれきの下から、 80歳女性とその孫16歳の少年が救出されたのです。震災から10日目でしたが、2人とも奇跡の生還でした。
 おばあさんは元気に話し、外傷も認められませんでした。16歳の少年は低体温症とのことでした。
お二人の健康回復を祈ります。
 石巻市と言えばそれにこの方たちが助けられた「門脇地区」とは私が小学校1年生1学期までいた所です。
 水害の思い出もあります。私たち家族はそこに住んでいました。妹たちが生まれた所です。
 妹たちは多分ほとんど記憶がないでしょうが、私が2歳くらいの頃でしょうか?洪水にあって、避難しなければならない時、
 水の中を1隻の小舟が来たので、近所の人が「この人たちは子どもを連れているから乗せて上げて」
と言って小船に乗せてもらって助かったと母から聞いています。
又しばしば洪水があって、ある時は赤ん坊の私をこおり(衣服を入れる物;柳こおり?)に入れて、天井の梁につるしたと聞いています。
また、ある時は4歳くらいの兄が玄関のところで「おかあさん、水が来た」と言って、床上浸水した。等と聞いています。
今回も大被害を受けている石巻市です。
私は1個だけ覚えていることがあります。
市営住宅(門脇)でのことでした。
私が小学校に入る前のことかもしれません。
窓から外をのぞくと、水が建物の窓辺まで来ていたことがありました。
そこを自転車で腰迄水につかって歩く人がいたことを。
その時は母がヘチマを植えていて、大きなヘチマがなっていました。
水で何もかもダメでしたが、そのヘチマだけは元気だった。そうです。
「ヘチマって強いね」と言う言葉を覚えています。
 小さいときの私の記憶です。