夏の読書

日曜日2冊の本が届きました。
1冊は友人の勧めで「竹林はるか遠く」を読み終えました。
感動しました。11歳の擁子の記録は大変なものでした。
「戦争がいかに悲惨で、罪のない多くの人々を苦しめる結果」であったかを思い知らされるものです。それにしても、母親とけなげな、少女擁子、姉の好、の日本への逃避行、日本に到着してからの生活、本当に「やるせない」ものでしたが。彼らは一生懸命に生きることを我々を教えました。今の自分の生活ではかなり「贅沢な生活」をしている自分に気付かされます。
もう1冊は「アンのゆりかご」村岡花子の生涯。この本は今テレビドラマ化されて、毎朝NHKで放映されているものの原作です。テレビを見ていますので、この本はまだはじめを読んだだけです。
どちらも、時代は少し違いますが、11歳の少女にある転機が起きて、人生の糧となったものです。いずれにしても、みんなよく頑張ったから、・・「素晴らしい生き方が出来た」のでしょうね。私には到底出来そうもありませんが。本を通して、人生の糧をいただいています。