スマトラ沖大地震の津波から10年後」感動の話

インド洋大津波で不明の兄妹 奇跡の再会
12月24日 クリスマスにふさわしい「温かな人情あふれる話」
今朝、NHKで放送された驚くべき記事です。
感動しました。スマトラ沖大地震で 行方不明になった兄(当時7歳)妹(当時4歳)が生きていた。
そして、ある奇跡から10年後の今両親との再会を果たしたとのことです。NHKのWEBで下記の通り報じています。
「死者・行方不明者が22万人以上に上ったインド洋大津波から26日で10年。
最大の被災地インドネシア津波に流され亡くなったと思われていた2人のきょうだいが、別々の場所で生きている事がことしの夏に確認され、10年ぶりに家族との絆を取り戻しました。
このきょうだいは、インド洋大津波の最大の被災地インドネシアアチェ州で津波に流され、行方不明になった兄のアリフさん(17)と妹のジャナさん(14)です。津波に襲われたとき、7歳と4歳だったきょうだいは、木の板に乗っておよそ200キロ余り離れた島に漂着し、地元の漁師に助けられたあと、それぞれ孤児として別の場所に引き取られました。
両親は2人とも亡くなったと思っていましたが、ことし7月、最初の奇跡が起きます。
妹のジャナさんが里親に育てられていた町にたまたま住んでいた伯父が、地元のコーヒー店でジャナさんによく似た少女に偶然出会いました。
津波の孤児と聞き、写真を撮って母親に送り、本人と確認されたのです。
それからおよそ半月後。
今度は、津波で流された場所から700キロ離れた町で次の奇跡が起きます。
この町の女性が妹のジャナさんと母親が再会するニュースをテレビで見ていて、近くの路上で生活している男性の顔と似ていることに気付いたのです。
女性はテレビに映る母親の写真を撮影し、少年に見せたところ、「お母さんだ」と言ったため、母親に連絡を取り兄のアリフさんと確認されました。
10年の時を経て再び家族そろって過ごせる日々に、母親のジャマリアさんは、「2人とも大きくなりましたが、家族の思い出を取り戻したい」と話していました。
アリフさんとジャナさんはそれぞれ高校と中学校に通う年齢ですが、これまで満足に学校に行けなかったため、いま地元の小学校に通って勉強をやり直しています。
将来の夢について、アリフさんは警察官になること、ジャナさんは教師になりたいと明るく話していました。
津波によって大きく運命を翻弄されたきょうだいは今、新たな人生の一歩を力強く踏み出しています。」
ここまでが記事です。
☆人の運命って「わからない」ですね。
この子たちが、夢に向かって無事にまともな大人になる日を祈って!!