食のこだわり

kasumi-maki2006-04-14

彼が昨日「エシャロット」を買ってきた。自分が食べたいためである。エシャロットといえば、もともと西洋料理。
フランス語でエシャロット(eschalot)、英語ではシャロット(shallot)と言い、フランス料理やイタリア料理の香味野菜として欠かせないもので、みじん切りやすりおろして炒め物、サラダのドレッシング、ソースなどに利用するのが一般的らしい。彼は西洋ものを日本的に食べるために買って来たのである。「日本でエシャロット(商品名)として市場に出回っているのは、らっきょうを軟白栽培し、葉つきのまま若採りしたもので、同じユリ科ではありますがもともとのエシャロットとは別種のものといわれるが。らっきょうより辛みを抑えて作られており、みそやマヨネーズをつけて生でいただく」とものの本に書いてある。我が家では、畑から抜いてきて、「ラッキョウの若いのを取り、味噌をつけて食すのが一番おいしい」と朝食のお伴にしている。買ってきた当人は「そのものの味」を大切にしている。日本食にこだわるが、日本のラッキョウが出回らない今どきは、こうしてエシャロットをいただく。そしてご満悦!